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Marble Surface

ミッチェル・ラングさん
(Mr. ​Mitchel Lange)

ニセコ町役場で国際交流員として、海外から移住した住民の生活をサポートしたり、町民の交流を深める手助けをしている。
また町内の環境問題解決のためにも積極的に努めており、ニセコ町で取り組まれているSDGsにも関わっている。

Mitchelのコピー.JPG

私たちは海外事情を通して異文化理解を学んでいたから、ミッチェルさんが教えてくれたニセコと多文化主義のお話が凄くためになったよね。

うんうん。いろんな国籍の人が集まるニセコでは、異文化理解や多文化交流が大切になってくるよね。

​私たちが最後に開催したオンラインイベントでは、ミッチェルさんから学んだ多文化理解を体感することができたね!

​他にも、ミッチェルさんはニセコの環境問題についても教えてくれたね。ニセコでは環境保全のための条例がたくさんあってびっくりしたよ

都市開発で、森林伐採が続いていたり、天然記念物の住処が脅かされているんだよね。自然を守るためにニセコ町のたくさんの人が協力していることを知ったよ。

十人十色のニセコ町

経済学科 3年 笹村優斗

国際交流員というお仕事をされているミッチェルさんはニセコ町の国際化、通訳、日本語教育、英語教育、アメリカ文化の教育、子供へ本のよみ聞かせ、在日外国人のサポートなどを行っています。

そんな彼と主にニセコ町の多文化共生、SDGsについてセッションしました。その中で、今回のまとめでは、多文化共生について取り上げていきたいと思います。

そもそも多文化共生とは何でしょうか?また、どのように多文化共生を進めていけば良いのでしょうか?

これらは実際にセッション内でミッチェルさんから投げかけられたテーマで、これを元に私たちはディスカッションしました。まず、「多文化共生とは何か」という問いに対し学生が、共に生きること、互いの違いを受け入れること、個々の文化を受け入れ合うこと、異なる立場の人が対等な立場にあること、差別されないことなどの意見を出しました。今まで何気なく触れてきた多文化共生という言葉の意義について改めて時間をかけて考えること、そしてそれを多文化共生に精通しているミッチェルさんに聞いてもらい、意見をいただけたことで理解をより深めることができました。

冬には約550人(2020年データ)、夏には約250人(2019年データ)の外国人の方が暮らしているニセコ町は、様々な文化で溢れています。「多文化共生をうまく進めるためにはどうしたら良いのか」というのが2つ目の内容でした。たくさんの人に会いその人のお話を聞く、忍耐力、心を開くこと、固定概念に囚われないことが大切だと全員で考えました。僕自身考えた時に、自分の当たり前を押し付けないこともとても大事なことだと思いました。生活してきた環境、地域、宗教の違う人との多文化共生を成功させるには最初は疲れてしまうかもしれませんが、常にアンテナをはり、お互いを理解していくことが必要だと思います。

近年、世界ではダイバーシティについて大きく取り上げられていますが、現状日本ではあまり進んでいないように僕は感じています。そんな中で今後、日本に移住する外国人の方が増えると予測されています。今回のセッションで学んだことを生かし、まずは気軽に話しかけてみることから始めて自分から多文化共生を

より良い方向に持っていきたいです。

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