
ジャシンタ・ソーニャさん
(Ms. Jacinta Sonja)
シンガポール出身、大学時代には建築について学ぶ。20年以上デザイン関係の仕事を経験した後、インテリアオフィスである「Sanctuary Niseko」を設立。インテリアデザイナーをしている傍ら、ニセコの広報誌「What’s on NISEKO」ではライター・写真家として携わる。

ジャシンタさんは、インテリアデザイナーだけど、写真や書道やヨガにも精通していて、多才な方だよね。
うんうん。いろんな写真をセッションで見せてもらったけど、どれもインパクトがあって美術館に来たみたいだった!
でも何よりも衝撃的だったのは、ジャシンタさんがインテリアデザインを手がけたニセコのコンドミニアムだったなあ。→
そうだね。いつかみんなで泊まってみたいね。
あと、ジャシンタさんはヴィンテージ自転車も製作されているんだよね。












いくつもの有名な映画をモチーフにしたスタイリッシュな自転車たちが印象的だったな〜!お話からデザインすることが大好きな様子が伝わってきたね。




逆行こそ自信に繋げる
経済学部 経済学科 3年 木村莉花
新しい世界
ジャシンタさんはお話の中で、手掛けてきた内装、家具などの秘話を丁寧に教えてくださり、今まで興味がなかったインテリアデザイナーとしての職業に関心を持ちました。家具1セットで800万円以上の値段がするものがあることを知り、そのような高級家具などで設えたラグジュアリーな別荘がニセコで取り引きされていることに驚きました。北海道の中でもインバウンド向けの事業が盛んにある地域があることに気づくことができ、また、簡単に踏み入れない富裕層向けのビジネスを垣間見ることができた貴重な2時間でした。
逃げてきたことへの挑戦
私は初めて英語での司会進行に挑戦し、大事な役割を担ったため、不安で頭が真っ白でした。ジャシンタさんには事前にスライドの作成をお願いしました。ですが、うまく詳細を伝達できず、当日75枚ものスライドを用意して頂き、予定の時間内に全て説明して頂くことはできませんでした。
ジャシンタさんのご厚意により、翌日に質疑応答のお時間を頂きました。私は前日以上の司会進行をしないと一段上の自分にはなれないと思い、反省点を振り返り、「テンポよく進める」、「zoomなので普段よりはっきりと話す」などの改善点を決めてから挑みました。しかし、司会進行担当予定のペアが直前で通信障害により不参加で、私一人で司会をするトラブルが起きました。想定外のことで焦りとプレッシャーで逃げ出したい気持ちでいっぱいでした。結果的には私が思い描いていた、相手に気を使わせないセッションは完璧にはできませんでした。ですが、一人で司会進行ができたら自信に繋がると信じ、メンバーの協力の下、最後まで英語で切り抜けました。
私は一歩踏み出すことに憶病になっていました。この経験から今の自分に必要なことを明確化できることにより、新たな挑戦に対して積極的な思考になりました。それがなによりも重要であるとジャシンタさんとのセッションで再確認ができました